ロイター通信に拠れば、年内に首相交代になるだろうと報じている。その代わりと言っては何だが、ドクターMはBN内での影響力を維持し続けるとのこと。私の周囲では中華系からもナジブ首相本人の評価は悪くなかったけど。(詳細は、こちら)
さて、ペナン州の選挙結果は、PRの圧勝と言っていいんだろう。State:PR30, BN10 Parliament:PR10, BN3の結果だった。
序でだけど、PRのアンワール代表の娘、Nurulちゃんは大勝利だったとか、良かったね(^^♪ だけどPR陣営の勝利に至らず、写真でも彼女に笑顔がないのは可哀相だった。(また余計なことを書いてしまったかな)
話をペナン州に戻そう。
ペナンでのLim Guan Eng州知事の人気は(中華系の間では)絶大だが、今回も過半数を超える議席獲得で、引き続き州知事を務めることになるだろう。
これは聞いた話だが、投票前日の土曜日、州知事夫人が百人程の支援者と共に腐敗政治の現状を嘆いて、極楽寺の観音様の前で断髪したとの話。
そのパフォーマンスに同情票が集まったのかどうか知らないが、ペナンは圧倒的な中華系の支持でDAPが勝利を収めた。
この結果、またもや中央政府からの予算配分が少なくなり、Lim Guan Eng州知事は中国、シンガポール資本の導入に積極的にならざるを得ないだろう。
ペナン島と半島を結ぶ第三リンクの海底トンネルが、中国資本の下で計画が進んでいる所以も、この辺りにありそうだ。 海底トンネルの計画の裏には、他にもいろんな憶測が飛んでいるようで、別の機会にまた記事をアップしてみたいと思う。