久しぶりにNSTではなくStarを購入したが、残念ながらピサンリレーに関する記事はなかった。
代わりに1~3面にかけて「女性ドライバーの方が男性より怒りやすい」というタイトルの記事が延々と掲載されていた。
参照 Study: Women drivers are angrier than men
統計資料を根拠に男女間の怒りの理由、州別に怒り易いドライバーの比率、国別の比較などを添付して、如何に女性ドライバーが怒り易いかを示そうとしている。
確かに国別で見ると、男女の区別なくマレーシアンが圧倒的に怒り易いことを資料は示している。他国の2~3倍はマレーシア人が怒り易い人種である事が判る。
また、州別で見るとTerengganu州が一番、次がMalacca、KLと続く。 どんな根拠で調べたのか不明。
女性ドライバーが怒り易いという根拠がさっぱり判らない。
マレーシア人が怒りっぽいということを、まず認めた上で何故かという点を突き詰めて行けば良いのにと思う。
しかし、自分たちが怒りっぽいということを、きっと認めたくないんだろうね。
自分たちはフレンドリーな国民だと思いたいのだろう。 まぁ、そんなマレシアンも確かにいるけどね。
そんな思いを抱きながら新聞を読み進めていくと、右隅にこんなタイトルが目に付いた。
The typical Malaysian driver is selfish and delusional
典型的なマレーシア人は身勝手(で惑わされ易い)
マレーシア人ドライバーは、
“it is always me first” (いつも俺が先)
正にその通り!
Malaysian drivers still have a long way to go when it comes to being courteous.
(マレーシア人が礼儀正しい運転を行えるようになるには道のりはまだ遠い)
“The average Malaysian driver always believes that he or she comes first and usually refuses to give way to others.
(平均的なマレーシア人ドライバーは、いつも自分が先だと考えているし、他のドライバーに道を譲ろうとはしない)
the average Malaysian driver still had lots of room for improvement.
(マレーシア人ドライバーは、まだ改善すべき点が大いにある)
We can have nice roads but it wouldn’t mean anything if people still have Third-World mentality,”
(マレーシアには)立派な道路はあるが、人は三等国のメンタリティしか持ち合わせていない。
以上、Dr Tam Weng Wahの指摘は正しいと思うね。
女性ドライバーが怒り易いとか、長々と紙面を割く前に、自分たちを冷静に分析して、運転マナーの悪さを知ることが先ず必要であろう。
Starの記者と編集者は、セルフ・リテラシーがなさ過ぎると思ったヨ。
ラファ「ご飯は僕を先にしてくれない?」
私「駄目だね!」