2013年6月22日土曜日

大気汚染が深刻(-_-;)



シンガポールのスモッグが、過去最悪らしい。



数日前から新聞でも連日大気汚染の悪化を掲載している。マレーシアでは、ジョホールが酷いようだ。


敢えて私はヘイズと呼ばずスモッグと言うが、過去私のブログでマレーシアの大気汚染は、インドネシアの野焼きが原因ではなく、車の排気ガスと工場からの煤煙が主原因だと言い続けている。


大気汚染指数(API)は、PM2.5や二酸化炭素の値も参考にするが、亜硫酸ガスも試算の中に加えられている。野焼きをして亜硫酸ガスが排出する訳ないので、マレーシアの大気汚染は、中国と同じ原因だと考えている。


東南アジアは、何処も同じような大気汚染である。バンコク然り、ホーチミン然り、マレーシア国内でもペナンもイポーもスモッグが酷い。


一説によるとマレーシアのガソリンは、中国のものより硫黄分が多いと聞く。日本を始め先進国は、硫黄分の少ない中東の原油を購入し、脱硫(硫黄分を除去)装置を設置して原油を精製し、大気汚染を克服してきた。


日本のガソリンがマレーシアの2倍以上するのも仕方ないことかもしれない。


マレーシアで青空を見たけりゃ、キャメロンハイランドかランカウイにでも行かなきゃならない。この2箇所が大気汚染されていないことだけでも、インドネシアの野焼きが原因ではないことは明らかだ。


下記の写真は、昨年ガーニープラザの5F駐車場から、Straits Quay方面をそれぞれ別の日に撮影したものだが、スモッグの様子が多少お判り頂けるだろう。



スモッグの酷い日

多少スモッグがない日





 スモッグの酷い日
比較的スモッグのない日


大気汚染に関する拙ブログ過去記事;
* あどけない空の話 * ヘイズとスモッグ