ペナンでローカルの中華系マレーシアンから、戦時中に日本軍が、どんなことをしたか知っているかと、聞かれたことが何度かある。
その時は、「戦争は悲惨なもので誰も肯定はしない。それより我々は未来を見つめて良好な関係を築いて行こう」みたいなことでお茶を濁していた。
日本軍がどんなことをしたのか、具体的にはローカルチャイニーズから語られることはなかったので、私は勝手に売春宿などを各地に建てたのかと推測していた。現にペナンの博物館には、そんな説明書きも見受けられたし、Cintra通り界隈は昔、売春街であったことはご存知の通り。
ところが、ある日空港からのタクシーの中で、マレー系の運転手から、戦時中マレー系には日本軍は、一切手を出さなかったが、何故チャイニーズの首は刎ねたのかと、質問を受けたことがある。
その運転手の説明では、マレー系は正直だが、チャイニーズは騙したりインチキをやったりするからだと話してくれた。
その後、ネットで調べていたら、下記のような記載を見つけた。
「旧日本軍が第二次世界大戦のマレー作戦およびシンガポール華僑虐殺事件で殺害したほとんどは、イギリスの戦略の元で抗日ゲリラ戦を担った、もしくはそれを疑われた華人 (あるいは華僑)である。マレー人とインド人はほぼ全く殺されていない[要出典]。」
参照→ウィキペディア
(シンガポール)占領後、検証と虐殺がおこなわれ、4月に2千人、9月に3千人の大検挙がおこなわれ、秘密裏に殺害された人々も多い。抗日意識が強かったペナンでは2千人が殺されたという。戦後、800人分と見られる遺骨が掘り出され、この塔の下に埋葬された。碑文には日本軍の占領は、かつての秦の残虐さを超える暴虐であり、骨や屍は野にさらされたとある。
シンガポール・マレーシアの戦争史跡1999
なるほど、こんな背景があったのかと納得した。
事実かどうかまず検証しなければならないが、仮に事実だとしても、私達がチャイニーズに謝罪しなければならないなんて思う必要は全くないと思う。
日本人は、直ぐに同胞の悪行は自分の過ちみたいな感情を抱くが、そんなセンチメンタルな思いは抱くのは、世界中を探しても恐らく日本人くらいだろう。
以前、米国のバージニア工科大学で韓国系アメリカ人の生徒が、二十数人を銃で殺害した。韓国系住人はさぞや肩身の狭い思いをすると思いきや、我々とは関係ないと澄ましていた。
これが世界の常識だろう。
原爆を広島、長崎に落として一瞬の内に数十万人の一般市民を殺害したホロコースト(ちょっと大袈裟かもしれないが)に対して、アメリカ人が謝罪したことがあるだろうか。
また東京大空襲では、十万人の市民が焼き殺されている。
私の友人(アメリカ人)でさえ、原爆は戦争を早く終結させるために必要な手段であったと言う。私は否定もしないが、肯定もしない。
この一般的アメリカ人の原爆に対するロジックに当てはめれば、先の大戦は欧米列強から、アジアの植民地を解放する戦いであり、日本はアジア各国の独立の気運を高め、実際に独立を早めたということになる。
中国が南京虐殺を例に取り上げるなら、現在進行形で行っているチベット、ウイグル、スーダンのダルフールへの中国の蛮行・虐殺はどうなんだと、我々は中国を断罪しなければならない。
(南京虐殺については中国政府は事実を相当捻じ曲げているが・・・・。)
前世紀の戦争を歴史認識がどうだという前に、現在中国政府が行っている暴挙こそ、世界は目を向けるべきだろう。
一億総懺悔とか左翼教育の教科書で育った我々は、自虐史観で安易に隣国へ謝る悪い癖がある。慰安婦問題も、河野談話などの曖昧な謝罪による勝手な解釈が、問題を複雑化している。
謝罪するのが美徳と考える日本特有の風潮は、世界から見れば「では、どう始末をつけてくれるんですか?」と、突け込まれるだけだ。
安易に謝罪しそれで済ませようでは、済まないのが世界の常識だ。
事実でもないことを安易に謝罪したりすれば、恥知らずな国民のレッテルを貼られるのだけだ。
日本国内だけで、お互いに謝罪して気持ち良く暮らしてもいいが、百年後には、日本の領土はロシア、中国、韓国の3つの国に、分割領有されているかもしれない。
歴史認識など振りかざしたところで、被害者と加害者の意識は、千年経っても変わりはしないのだから・・・・・・。
ラ;「僕をペナンに連れて来たこと謝罪して欲しいな、暑いの苦手なんだぁ。」
私;「ゴメン! だから、いつも’遊んでやってるじゃないかぁ(^_-)-☆」
ラ;「安易に謝らないでよ!まだ遊び足りないよ、もっと一緒に遊んで♪~」
