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2013年5月21日火曜日

ペナンは州政府と連邦政府が、対立している場合じゃない!

まだ選挙熱は収まらぬらしい。


5月20日付けThe Sunに拠れば、土曜日(5/18)ペナン州政府主催の集会が開かれ、野党のアンワール代表は、

"We will never surrender as we will fight till the end,"

と、群集に向かって叫んだとか。 その後、Lim Guan Engペナン州知事等も演説を行ったそうだ。


 しかし、州警察はこの集会を違法とみなし、捜査に乗り出すと息巻いている。集会は少なくとも10日前に事前通知が必要であり、スタジアムで開くように警察は伝えたが、州政府は聞き入れなかった。


まぁ、連邦政府と州政府のいつもの対立だが、選挙が終わってもこんな調子ではと、腰掛住人も目を覆いたくなる。

詳細は、こちら→Cops to probe Penang rally





一方、New Straits Times5月20日付けで、Marina Emmanuel(ペナン担当の解説員かな)が、ペナンのパラダイム(枠組み)は、州政府と連邦政府が協力して当たらなくてはならないと苦言を呈している。  


ペナンが抱えている交通渋滞の緩和に関するプロジェクト、海底トンネル/ハイウェイの整備/港湾の整備/新公共交通(路面電車・鉄道・タクシー)など、計画の青写真を明確にして、2013年中に工程表を公表すべきとしている。



これだけのプロジェクトを抱えているのだから、連邦政府と州政府は足の引っ張り合いをしたり、官僚主義的なやり方で計画を遅らせてはならないと指摘している。







Classic Thai Mango Sticky Rice Dessert (Khao Niaow Ma Muang)

 








2013年5月7日火曜日

ペナン州の選挙結果

今回の選挙では、ナジブ首相に笑顔が少ないのは印象的だ。


ロイター通信に拠れば、年内に首相交代になるだろうと報じている。その代わりと言っては何だが、ドクターMはBN内での影響力を維持し続けるとのこと。私の周囲では中華系からもナジブ首相本人の評価は悪くなかったけど。(詳細は、こちら


さて、ペナン州の選挙結果は、PRの圧勝と言っていいんだろう。State:PR30, BN10 Parliament:PR10, BN3の結果だった。


序でだけど、PRのアンワール代表の娘、Nurulちゃんは大勝利だったとか、良かったね(^^♪ だけどPR陣営の勝利に至らず、写真でも彼女に笑顔がないのは可哀相だった。(また余計なことを書いてしまったかな)


話をペナン州に戻そう。


ペナンでのLim Guan Eng州知事の人気は(中華系の間では)絶大だが、今回も過半数を超える議席獲得で、引き続き州知事を務めることになるだろう。 


これは聞いた話だが、投票前日の土曜日、州知事夫人が百人程の支援者と共に腐敗政治の現状を嘆いて、極楽寺の観音様の前で断髪したとの話。


あの民族ならそれ位のパフォーマンスはやり兼ねない。


そのパフォーマンスに同情票が集まったのかどうか知らないが、ペナンは圧倒的な中華系の支持でDAPが勝利を収めた。


この結果、またもや中央政府からの予算配分が少なくなり、Lim Guan Eng州知事は中国、シンガポール資本の導入に積極的にならざるを得ないだろう。


ペナン島と半島を結ぶ第三リンクの海底トンネルが、中国資本の下で計画が進んでいる所以も、この辺りにありそうだ。 海底トンネルの計画の裏には、他にもいろんな憶測が飛んでいるようで、別の機会にまた記事をアップしてみたいと思う。

2013年5月6日月曜日

ブラックマンデー

期待していたものが大きかっただけに、失望も大きいようだ。


大勢がはっきりして来た頃から、私のFacebookのローカル知人(中華系)達は、プロフィールの写真をブラックにして、失望と諦念の気持ちを表わしている。


今回の選挙への中華系の意気込みは本当に凄かった。海外在住者もも不在者投票の手続きをしてなかったのか、わざわざ帰国して投票を行ったり、チャーター機が用意されたりと金に糸目をつけぬ気の入れようであった。


感心したのはFacebookの活用というか、政治への参加意識を否が応でも高めざるを得ない政治参加手段だ。 昨夜の開票速報もTV1、TV3、TV7とかローカルチャンネルでも伝えていたが、如何せんマレー語は皆目判らぬ。 結局Facebookでのローカル友のやり取りが、私にとって一番の速報になった。


選挙結果の評価は専門家に任せるとしても、前回の2008年の選挙が野党側に振れ過ぎたので、今回は揺り戻しがあったと私は見ている。


しかし、中華系マレーシアンにとっては、歴史的な変革の機会と見えたと思うし、与党側も“Chinese Tsunami"と呼んで、彼らの団結力とパワーを恐れたようだ。


下記の書き込みは、中華系の間で昨夜からシェアされているコメントであるが、大方のチャイニーズマレーシアンが同じ思いだと思う。





しかし、我が国の政治の歴史を振り返っても、一度や二度の選挙で政治が良くなる筈もなく、非難を覚悟で言えば、仮に野党連合が勝利しても汚職などの腐敗政治は続くと思う。


それも承知の上で変革を求めたチャイニーズの想いがあるとしたら、マレーシアでの彼ら立ち位置を知るだけに、同情の念は禁じえない。


中華系マレーシアンの気持ちも察するに余りあるが、この国の安定した将来を考えると、今回の選挙結果は妥当な選択ではなかったかと私は思う。


多分、この国に投資をした外国資本の連中は、選挙結果に胸を撫で下ろしたと思う。 政権維持が出来ただけでも、マレーシアの数年間は保証されたようなものだ。


5年は長いかもしれないが、これだけCorruptionが叫ばれたのだから、政権与党に対して今後は少し歯止めが利くだろう。


ある意味、これだけ若い世代も含めて、選挙に熱くなれる国民を羨ましくもある。


こんな感想を抱かせた今回のマレーシアの選挙であった。

参考;選挙に関する情報
Insider; 
FMTnews



2013年5月5日日曜日

A start for a better Malaysia

Good moring, everyone♪~

いつものように日曜日の朝は、スリアンダでブレックファースト(^^♪
以前は愛想悪かったお兄ちゃん`だが、今では「グッドモーニング、サー」って、サーまで付けてくる。人間って言葉じゃなくて、心で通じ合うものが大事なんだと思わずにはいられない。

でも今朝は何だかスローな感じ。

皆、朝から選挙へ行っているんだろう。
お兄ちゃん曰く、「選挙の後に食べに来るんじゃないか」って。


Sri Anandaの手前がマサラ・ドーセー、左はプーリー、中央ドリンクはテタレグランマニス



ここ数日の選挙の盛り上がり方は凄い。 Facebookの影響力は計り知れない気がする。 若い連中も相当に関心が高そうだ。今回、初めて投票を行う230万人の若い世代がどう動くかも、選挙の大勢に影響を与えそうだし、日本の無党派層の多い選挙とは雰囲気が随分違うと感じる。


海外からも投票のために続々と帰国して、さながらCNYのミニ・リユニオンの様相を呈しているようだし、投票率もこの分だと90%を超えるんじゃないだろうか。


昨日も市場で行きつけの果物やのお姉ちゃんに、「どっちに投票するの?」って聞いたら、「アーギュメントになるから言えない」って言われた。


傍観者の私なんぞが、興味本位で聞くべき事ではないんだと反省させられた。ローカルの連中、特に独立して以来半世紀、自らをセカンドシチズンと自嘲しながら暮らしてきた中華系にとっては、歴史が変わるかもしれないのだ。真剣にならざるを得ない訳だ。


一部過熱した連中が、選挙結果によっては暴動を起こすという噂も広がっている。昨日の新聞でも、落ち着いて行動するようにみたいな記事があった。


選挙なんて何度も経験してきた我々日本人としては、選挙をやっても何も変わらないという政治不信を抱いている。 だから、仮に野党陣営が勝利しても、変化が起きるとは思えないんだが。


選挙の度に少しずつ良くなって行けばいいという考えもあるから、マレーシアも少しだけ、未来を信じていいかのかもしれない。





A start for a better Malaysia


チェアーズ(^^♪


2013年5月4日土曜日

ランチ、そして選挙のこと

選挙まであと2日、中華系の今回の選挙に対する執念は凄まじい。選挙はIDを登録している処で行うそうだが、大抵は実家が各自の投票所になるようだ。 実家がイポーなら週末はペナンから帰る知人もいる。

Facebookを見ても選挙の書き込みが俄然増えてきた。私のFBのホームページは、9割方選挙関連の書き込みだ。何でもマレーシア航空のチャーター便(バンコク/KL)を昨日から日に6便飛ばして、選挙に行かせようとしている。海外でも選挙は行えるようだが、東京でも今回のマレーシアの選挙の投票が行われたとどこかの記事で読んだ気がする。

確かに結果はどうであれ、僅差の勝負になりそうだ。





さて、タンジュンブンガで一人ランチしようと出掛けたら、Ingolfはクローズで近くの行きつけのホッカも閉まってた。ふと見るとタイレストランの前で駐車スペースも確保出来そうなので、入ることにした。この店は数年前に何度か食べたことはあるが、あまりパッとしない記憶があった。





12時は過ぎていたが、案の定客は誰一人いない。ミスチョイスだったかと後悔したが、仕方ない。取り敢えずセットランチをオーダーした。



最初に出てきたアイスレモンティは、クエン酸と砂糖の閾値テストかと思うほど薄かった。写真のスープは具もたくさん入って普通に美味しかった。化学調味料の味付けだけどね(^^♪ ウエイパーか何か使ってんじゃないかなぁ。



これがメインデッシュ、注文したのはバジルリーフポーク。 悪くはなかったけど、そこら辺のフードコート(ホッカセンター)のタイストールなら半額の値段で味わえる。


冷房の効いた室内で、ゆっくりお喋りするなら、客も少ないしいいかもしれない。再訪は難しいけど。


それにしても選挙の行方が気になる。私の予想はBNの勝利だが、周囲のチャイニーズの知人には、そんなこと言えそうな雰囲気じゃない。 


日曜日は、徹夜で選挙結果をウォッチしなきゃいけいかなぁ。





2013年5月2日木曜日

マレーシア、問題は変革の中身


ファイナンシャルタイムスから抜粋



マレーシアの現状;
汚職や縁故資本主義のまん延に対する怒りも高まっている。

多くの国民は「ブミプトラ(土地の子)」と呼ばれるマレー系市民の優遇策が寿命を終えており、それが国の発展を妨げているとの正しい結論を出している。


台湾の1人当たり所得はマレーシアの2倍以上で、マレーシアは台湾のようにもっとよい経済実績をあげられたかもしれない。

製造業による輸出は長い間低迷しているし、地元の鉄鋼産業や自動車産業を育成する試みは失敗に終わっている。


甘やかされたビジネスマンにとっては国際的に競争するよりも簡単にもうけられる国家契約を狙うことのほうが楽だ。



今回の選挙の焦点は2つある。


政権が交代する場合、危機を招くことなくそれを実現できるかどうか。


もう一つは、人種と保護政策を基本とする制度を競争と功績に根ざした制度に変えられるかどうかだ。


野党連合を率いるアンワル氏はそれが求められているというが、野党連合は経済政策についてあいまいだ。



私の周囲の中華系の知人たちは、人前では選挙の話をしないが、5日の投票には相当力が入っているようだ。選挙のために実家のあるイポーへ帰ったりと、表には出さないが気合が入っているね。

ペナン島では、出遅れていた感のあるPR陣営であったが、選挙終盤になって使用許可が明らかになったのかロケットの旗が多く見受けられるようになった。(BNによるロゴ不許可の陽動作戦が効を奏したようだ)


チャイニーズスイミングクラブ前からタンジュンブンガ方面を撮影、右奥のコンドはCove。

2013年4月28日日曜日

マレーシアの選挙


島内を走ると何だかブルー一色って感じだ。


白地にロケットの旗が肩身の狭い思いで立っている。


天秤との資金力の差を見せ付けられるね。


先日、中華系のローカル知人から選挙の話を詳しく聞く機会があった。勿論、彼は政権交代を願っているし、現政権の腐敗(汚職)と公正さを嘆いていた。クラプションと何度も言うのが印象的だった。


当地では選挙に話題を向けると声を潜めるローカルも結構いる。 未だに治安維持法が存在するマレーシアでは、何処で密告や盗聴マイクが仕掛けられているか判らない。 現実問題として彼らは、あの悪名高き法律を恐れている。


選挙以外でも民族問題とか、政権批判みたいな話は、公共の場ではご法度と考えた方がいいかもしれない。渡馬して4年、幾人ものローカルの連中が周りを伺う様子をして、話してくれた現実は、多民族国家の調和の取れたマルチレイシャリズムとは、異なる一面が存在することも否定はできない。




最近、新聞紙上に度々取り上げられる、ドクターM(マハティール元首相)。積極的に出身母体であるBNの応援に忙しいようだが、あるローカルに言わせると、もし政権交代があれば、ドクターMも投獄の憂き目に合う可能性だってあるとのこと。


事の真相は知らないが、何せ反対勢力のロケットの首領は、ドクターMが首相時代に副首相を務め、最後はM自らホモの汚名を着せて、追放した因縁の関係だから、そりゃドクターMも気が揉めるだろう。


そんな背景を見聞きしながら、選挙戦を眺めることが出来るのは、千載一隅の機会と楽しんでいる。 お世話になっている滞在国の選挙を、とやかく言うのは不謹慎とお怒りを受けるかもしれないが、選挙とは所詮そんな見世物的なイベントであると言ったら、またお叱りを受けそうだ。


私は、どちらが勝とうが一向に構わないけれど、政権交代になれば、日本の民主党政権時代以上に混乱が予想され、最悪の場合、外資の海外流出、為替の変動(マレーシアリンギットの下落)など、マレーシア経済への影響は計り知れない気がしてきた。


あまり暢気なことも言ってられず、やはり今回の選挙は固唾を呑んで注目に値する。


PS; 選挙区P121のNurul Izzah Anwar候補が気になる、私の注目区♪~(^^♪

                                        Member of the Malaysian Parliament
                for Lembah Pantai(source;Wikipedia