2013年9月17日火曜日

「安部公房とわたし」山口果林著


niftyニュース
― 週刊SPA!連載「ドン・キホーテのピアス」<文/鴻上尚史> ―

僕は大学に入って、最後の安部公房スタジオの公演に間に合い、何本かの作品を見ました。
 渋谷のジァン・ジァンでの公演の時は、当日券でギリギリに入ることができ、思わず興奮して進もうとして、受付にいた山口果林さんから、「お客様、ご入金を」と止められたことをはっきりと覚えています。今から、30年以上前の話です。
 あの当時から、安部公房氏と山口果林さんは、男女の仲ではないかという噂が流れていました。僕は、そうかもしれない、そうであったとしてもそれは当然のことなんじゃないかとぼんやりと思っていました。

2013年9月16日月曜日

吉田所長の遺言



「日本を救った男」と英雄視する見方もあった。吉田氏を一躍有名にしたのは、事故直後に上司から原子炉への海水注入を中断するよう求められたにもかかわらず継続したことだ。現場主義を貫いた判断だった。
こうした死を悼む声がある一方、批判もある。
(中略)
政府の事故調査・検証委員会も吉田氏の責任を指摘した。一つは事故前に検討されていた地震による津波想定で十分な対策を取らなかったこと。もう一つは津波襲来後、頼みの綱である非常用復水器(IC)などの動作確認を怠ったことだ。これらの理由について納得できる言葉は残さなかった。事故原因を究明するうえで、大きな痛手だ。
 地元の人との共存をうたいながら多大な被害をもたらした福島第1原発。避難生活を続ける福島県民はいまでも約15万人にのぼる。吉田氏自身は福島の復興がいっこうに進まない現状もあり、自らを英雄視するような見方には戸惑いを感じていたのではないだろうか。
日経2013/9/9 7:00


文芸春秋2012年10月号「炉心溶融 吉田所長の失敗」柳田邦男
がある。 
福島第一原発での事故については、いくつか調査報告書が出されたが、
ノンフィクション作家の文章は素人にも判り易く説得力がある。




2013年9月15日日曜日

外交って、これでいいんじゃない!



外交とは、国家の命運をかけた冷徹なパワーゲームであると同時に、それぞれの国の愚かしくも子供っぽくも見える国内事情が、そのまま反映する人間くさいドラマなのだと感じる。

産経政治部編集委員の阿比留氏の外交の表現は適切だと思う。
以下、詳細は2013.9.12 11:24産経ニュース 「ネット世論」にすくむ中韓指導者 参照あれ


特に、自らが長年利用してきた「反日」に自縄自縛となり、身動きがとれなくなっている中国、韓国の現状がそれを表している。

(中略)
 ロシアで5日に開かれた20カ国・地域(G20)首脳会合で、安倍首相に声をかけられた習氏は、握手には応じたものの「まるでロボットみたいに」(関係者)じっと固まってしまい、なかなか言葉が出なかった。
 虚を突かれたという部分もあろうが、そもそも中国側には日本と関係改善を話し合う十分な準備も心の余裕もなかったのかもしれない。これは韓国も同じだ。
 G20で安倍首相は、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領とも立ち話をした。韓国メディアはこの時の朴氏の対応を「冷淡」だったとのニュアンスで報じているが、実は朴氏は非常ににこやかで会話の中身も常識的で、握手も交わしていたと聞く。
 8月に東南アジアで開催された国際会議で、韓国の外務省高官と隣り合わせた鈴木俊一外務副大臣は、延々と「本当は韓国政府は反日ではない」という趣旨の釈明を受けた。要は国内メディアが怖いので表向き日本批判を続けたいが、「真意を理解してほしい」という勝手な言い分である。
 結局、中韓両国とも国内世論の前に立ちすくみ、政権の事情で日本との関係改善を拒んでいる側面が大きい。日本はこれまで通り「対話のドアは開いている」と第三国にアピールしつつ、中韓両国は当面放っておくのが正しいのだろう。

(上記青太字はら~パパによる転写)外交ってこれでいいんじゃない(^_-)-☆

2013年9月11日水曜日

韓国はベトナムに謝罪しなくていいのか!



ベトナム訪問中の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)大統領が過去の戦争の歴史について謝罪発言などまったくせず、ベトナム側も何ら要求していないことが韓国で話題になっている。10日付の新聞論調では、韓国が日本に対してしきりに「歴史直視」を要求していることと矛盾するではないかとの皮肉も出ている(ハンギョレ新聞社説)。


しかし2001年、金(キム)大(デ)中(ジュン)大統領がベトナム訪問の際、「不本意ながらベトナム国民に苦痛を与えたことを申し訳なく思う」と“謝罪”した。これに対し当時、野党だった朴槿恵ハンナラ党副総裁は「金大統領の歴史認識を憂慮せざるを得ない。参戦勇士の名誉を傷つけるものだ」と批判した経緯がある。
 ベトナム派兵は父・朴正(チョン)煕(ヒ)大統領(当時)の決断で行われたものだが、朴槿恵大統領は今回の訪問に際しベトナムの国父ホー・チ・ミンの廟(びょう)参拝、献花の時を含め戦争の歴史にはまったく触れず、もっぱら経済協力問題に終始した。

2013.9.10 21:22  産経ニュース

ベトナム訪問の朴大統領 過去の戦争の歴史で謝罪せず


追記;






2013年9月10日火曜日

韓国にもこんな研究者がいた



ゴッホの新しい絵画が発見されたニュースが飛び込んでいる一方、こちらは慰安婦問題で当時の娼婦宿の経営者が綴った日記が新たに発見された。

ソウル大学、安(アン)名誉教授が語る

「約20年前、私は『韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)』という団体と共同で慰安婦問題を調査していた。しかし、次第に『挺対協』の目的が慰安婦問題の本質に迫ることではなく、ただ日本を攻撃することだとわかり、調査団から離れた。
 その後は“お前はバカな親日家だ”などと罵られ、研究者としての仕事もしづらくなった。だが、研究者の仕事は事実を明らかにすることであり、事実をねじ曲げることではない。その信念は今も変わらない。
 だから、慰安婦問題の新事実を含んだこの日記と出会った時は心が躍った。そこにはこれまでの慰安婦問題の通説と異なる情報もあった。しかし、研究とは事実を明らかにすることであり、利害関係が入り込む余地はない。この日記は日韓どちらの損得とも関係のない客観的で重要な資料だ」
 そう話すのは、朝鮮経済近代史が専門の安秉直(アン・ビョンジク)・ソウル大学名誉教授(77)だ。
 安教授は8月、慰安婦の施設を運営していたある朝鮮人男性の日記を発見し、世間に発表した。もともと日記は個人博物館の運営者が所蔵していたものを国立韓国学中央研究院が見つけ、安教授が所属する研究所が解読と研究を請け負ったものだった。

(中略)

日記は第三者に見られることを想定しておらず、慰安婦や慰安所の日々の様子が淡々と綴られていた。個人名は一部伏せ字にしてある。
<鉄道部隊で映画があるといって慰安婦たちが見物に行ってきた>(1943年8月13日)
<保安課営業係に金◯愛の廃業同意書を提出し証明を受け取った>(1944年9月6日)
<帰郷する慰安婦、お○と○子は明日の乗船券を買った。共栄倶楽部(※注1)の慰安婦、尹○重(○子)も明日出発だ>(同4月5日)
<正金銀行(※注2)に行き、送金許可された金◯守の1万1000円を送金してあげた>(同12月4日)
 植民地時代の話になると、“悪魔の日帝”と“被害者の朝鮮”という構図になりがちだが、安教授は「両国共に冷静な分析が必要だ」と語る。

詳細はこちら
慰安婦調査のソウル大教授「事実をねじ曲げる仕事じゃない」
NEWSポストセブン2013.09.10 07:00

2013年9月8日日曜日

「歴史認識」出来てないのは中韓だけじゃない 米、露、日本も…



大前研一のニュース時評からの抜粋だが、歴史認識が出来ていないのは、日本も含め中国、韓国、米国、世界中の国が時刻に都合の良いように’解釈しているという指摘。


たとえば、韓国。朴槿恵(パク・クネ)大統領の父・朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領は、「前に進むために、日本統治時代などの問題はすべて清算しよう」と1965年、日韓基本条約を結んで日本と国交を回復した。

 このとき、過去のことで日本を非難するのはやめようということになった。そして、日本からの援助金や技術で「漢江の奇跡」といわれる驚異的な経済成長を達成した。日本が歴史の精算・賠償が終わっている、と理解しているのはそのためである。日韓両国はそこからスタートしている。そういった歴史の事実を韓国側はきちんと認識していない。特に現大統領は当事者の娘なのだから、この歴史も直視してほしい。お互い、ボタンを掛け違えていがみ合っている場合ではない。


以下、詳細は下記のリンク先で・・・・・

2013.09.08 zaczacより; 「歴史認識」出来てないのは中韓だけじゃない 米、露、日本も…



私も同感。

以前NZからの帰りに隣り合わせた、日本でインターを運営しているというNZ婦人は、各国の子供達が夫々自国の歴史観を持っていて、そのインターでは夫々の国の歴史が自分達の歴史だと教えていると言ってた。



Tokyo wins bit to host 2020 Olympics



東京オリンピック開催が決まって、日本中が盛り上がっているね。
おめでとうヽ(^o^)丿

Tokyo was awarded the 2020 Olympics on Saturday, capitalizing on its reputation as a "safe pair of hands" and defying concerns about the Fukushima nuclear crisis.
Tokyo defeated Istanbul 60-36 in the final round of secret voting Saturday by the International Olympic Committee. Madrid was eliminated earlier after an initial tie with Istanbul.
CBSNews:Tokyo wins bit to host 2020 Olyimpcs


ここにも東京開催を望まない国があった。

新華社通信「イスタンブールが獲得」と“誤報”

(中国の)インターネット掲示板には「国際的な間違いだ」「国家のノドがこのようなニュースを流したら、他国が中国人をどのように見るのだ!」などの批判が殺到。反日感情を持つ利用者の「(日本が負けたと思ったのに)ぬか喜びだった」との意見も見られた。





2013年9月7日土曜日

人生における3つのステージ



若さもお金も時間も同時には、手に入らないって軽い箴言みたいなもの(^^♪

Facebookから転載



韓国の水産物輸入禁止措置は、東京オリンピック招致の妨害が目的



なるほど、こんな関連性は考えていなかったなぁ。

韓国の狙いはここにあったのかと、改めて隣人愛のなさに情けなくなった。私もキムチ断ち、スマホに限らずかの国の製品不買運動を、粛々と行うことにする。

「火事は最初の5分間、選挙は最後の5分間」。何かと話題をふりまいている渡辺喜美・みんなの党代表の父君である渡辺美智雄元蔵相作と伝わるこの“格言”ほど、投票直前の選挙運動がいかに大事かを言い当てたものはない。

意図的かどうかは別にして欧米メディアは、福島第1原発の汚染水問題を連日、大々的に報道し、最終盤になって雲行きが怪しくなった。韓国が、福島や千葉など8県の水産物を全面輸入禁止にしたことも現地に伝えられた。


こちらは完全に意図的だろう。今でも魚介類に対する放射性物質検査は各地で厳格に行われ、基準値を超えるモノは市場に出回っていない。科学的根拠を欠いた輸入禁止は、東京のイメージを悪くしようという「落選運動」にほかならぬ。

隣人愛という言葉は韓国政府にないのだろうが、長らく日本に住んでいる人々や、わざわざ訪ねてくれる旅行者に罪はない。そこで小欄は、半年前のキムチ断ちに続いてささやかな追加措置を講じることにした。従来型の携帯電話をスマートフォンに買い換えるときには、あの国のあの製品は絶対に買わないと読者にお誓いし、「半返し」としたい。
2013.9.7 03:09産経抄]より抜粋  
 


追記;午後のアダージョ







2013年9月6日金曜日

出産したらお辞めなさい



批判覚悟で、私は曽野綾子擁護派だ。(^^♪


「出産したらお辞めなさい」 曽野綾子寄稿でネットも大激論
 J-CASTニュース2013/9/ 5 11:30

 曽野さんの寄稿は冒頭、出産した女性社員に対する嫌がらせを意味する「マタハラ」を取り上げた。問題ではあるが「経済の単位である会社には、男も女もない」ときっぱり。赤ちゃんが発熱したのを理由に、母親社員が早退するのを毎度快く送り出せる会社ばかりではないと指摘する。

   そのうえで、女性が出産したらいったん退職してもらい、子育てが終わってから再就職する道を確保すればよい、と大胆に提言した。

   次に切り込んだのは、待機児童問題。本来赤ちゃんは母親が、収入を減らしてでも家で育てるもの、と持論をぶつ。働く母親のために保育所を増やせ、という考えには相容れないようだ。

   産休制度も「会社にしてみれば、本当に迷惑千万な制度だと思いますよ」。産休中は新たに採用するわけにもいかず、職場でやりくりしなければならない。だから女性を責任あるポストには置けないという。

   パワハラ、セクハラと騒ぎ立てる女性も「幼稚」とバッサリ。「お嫁に行かないの」と聞かれて不快なら巧みに切り返してやっつけてやれ、夜勤や徹夜を嫌がる女性は「夜通し遊ぶことができる女性なら、夜通し働くことも可能です」と突き放す。
「そういう意味で、男女は平等であるべきなんです。『女子だから』と自分たちを特別扱いすることを要求し、思い通りいかなければパワハラだと騒ぐ女子社員がいると、会社は懲りて自然に女性を雇わなくなりますよ」

詳細は、午後のアダージョ

2013年9月4日水曜日

池上彰の教養講座から



我が家のハニーも池上彰のファンらしく、家にも彼の著書がある。私も寝転がって読んだことが歩けど、政治・経済を非常に判り易く平易に書いてある。

日経に連載された中から下記の記事をコピペした。実際は6ページに及ぶが、有料でしか読めないので、リンクさせているけれど、日経の会員か登録している読者しかアクセスできないので、ご了承頂きたい。

反日を強める中国の国内事情 
戦後史の歩き方(14) 東工大講義録から

2013/9/2 3:30
 今回は中国が反日の態度を強めている理由を理解するために、中国の共産党と国民の関係について考えてみましょう。尖閣諸島問題を巡って日中関係は悪化しています。若者たちによる反日デモなども繰り返されています。どうしてそうなっているのか、その背景を少しでも知ってもらえればと思います。
■政党支持率調査がない
 中国の指導者が日本に強硬姿勢を取る大きな理由の一つは、中国に言論の自由、表現の自由がないという問題と深く関わっています。
 中国で、そもそも中国共産党の指導部へのいわゆる支持率調査を見たことがありません。以前、共産党の非常に低い支持率の数字がネットに上がったら、ただちに削除されました。裏返すと共産党自身、どれだけ国民に支持されているかが分からなくなっている可能性があるのです。
 日本であれば、新聞社や放送局が定期的に世論調査をします。国民の内閣支持率や、増税といった政策などに関して賛成か反対かといった聞き取り調査をして発表します。これにより、内閣はその時々の支持率や国民の意識を把握し、場合によっては内閣の退陣、衆院解散総選挙、政策の軌道修正にも発展していきます。
指導部が国民の思いをどこで知るかというと、インターネットの掲示板で示される意見や会話といったネット世論です。そこにはネトウヨ(ネット右翼)中国版の人たちがいっぱいいます。反日の極端な意見を書く人たちが大勢いるのです。指導部はそれを気にせざるを得なくなっている現実があるのです。
 例えば、温家宝・前首相は朝、執務室に行くと、まずネットを見て人々がどんな書き込みをしているのか、あるいは政府の方針についてどのような意見が出ているのか常にチェックしていたそうです。極端に言えば、日本の政治家がネット掲示板「2ちゃんねる」を検索し、そこに書いてあることが世論だと信じて政治を進めているようなものです。
 確かに2ちゃんねるにもいろいろな世論がありますが、そこに書かれていることだけが国民を代表している世論ではないということは誰もが知っています。でも、中国の指導部は、そのほかにどんな意見があるのか詳しく知らないまま政治をせざるを得ない現状があるのです。

以下、詳細はこちらから→反日を強める中国の国内事情 

2013年9月2日月曜日

GST導入、ガソリン値上げ・・・・




1週間程前の新聞にGSTの導入がありそうだと記事があった。



今夜Facebookを見てたら、エルシーが明日(9/3)からガソリン代(RON95)が20㌣値上げされると怒っていた。



この値上げによって、政府は年間RM1Bの歳入があるそうだ。



写真は週末、ローカル友テンと一緒にSiTigunへ、
ランチを食べにへ行った時のものだ。


オープンエアーの雰囲気はローカルにも人気があるようで、
客は絶えなかった。


コーヒーもランチもそれなりだった。
リピートはないだろう。


テンとの会話は楽しかった。
マレーシアや中国でも「三高」人気はあるそうだ。


シンガポールでは5C
Condominium, Car, Cash, Credit, Club
結婚の条件だそうだ。


注;Creditとはクレジットカード、Clubは会員制クラブのこと




2013年9月1日日曜日

子犬と子猫の販売に規制



親から早く引き離した犬猫は人をかむなどの問題行動が出て、(飼い主の)飼育放棄につながりやすいとされる。そのため、改正法は生後56日を経過しない子犬と子猫を繁殖業者が販売のために引き渡したり展示したりすることを禁止した。 産経ニュース 2013.9.1 01:09


今回の改正動物愛護法には賛成だ。生後56日が適切なのかどうかは判らないが、こうした動物愛護が制定されるのは、大いに歓迎する。


但し、この改正は小さな一歩に過ぎず、動物愛護の先進国ドイツに比べたら、日本はまだまだ遅れている。動物をショーケースの中で販売・展示するのは止めて欲しいし、ペットショップでの販売も将来的には禁止してもらいたい。


特に犬の販売は、ブリーダーから直接購入するか、自治体や民間の動物愛護団体(シェルターみたいな所)から、譲り受けるようにしたいものだ。


ペットを飼うには税金を課したり、訓練を受けた犬の飼い主には税金の割引とか、ドイツを手本にしたペットとのパートナーシップを高める制度を確立して欲しいと願う次第だ。

参照;子犬と子猫の販売に規制 改正動物愛護法施行