2014年3月11日火曜日

(@ペナン島)ペナンのB級グルメを訪ねて


 最近ある記事に目が留まった。英語旅行ガイドブック世界最大手「ロンリープラネット」が、世界のベストローカルフードに、マレーシアのペナンを選んだというのだ。2位のオーストラリア、3位スペイン、4位米国、5位英国の都市や州を抑えて堂々1位。「ペナンのB級グルメが旬」と知って放ってはおけない。人気の秘密を探ろうと、ペナン島に出かけてみることにした。
 マレー半島の西側、マラッカ海峡に面するペナン州はマレーシアの「食の都」と呼ばれる。なかでも州都ジョージタウンを抱えるペナン島は、1786年に東インド会社が拠点を構えて以降、東西貿易の中継港として発展した。マレーやインド、中国、ミャンマー、タイなど多文化の融合を反映したペナンの地元料理に出合える。その数は数百種類にもなるとも言われている。
 編集長のロビン・バートン氏のお薦めは、エビと野菜を混ぜて炒めた麺「チャー・クイティヤオ」、中国・福建省由来のスープ麺「ホッケン・ミー」、エビをベースにしたスープ麺「アサムラクサ」の3品と書いてあった。さまざまなB級グルメが味わえるというガーニー・ドライブと呼ばれる屋台街に足を運んでみた。